自宅のインターネットは光回線を使っている方が多いと思います。光回線にはいろいろなブランドがありますね。
ドコモ光、ソフトバンク光、auひかり、OCN光、NURO光とかたくさんあります。
もともとは、光回線は2社しかありません。
NTTのフレッツ光とauひかりです。
このほかにローカルなエリアの光はいろいろありますが、大手の全国的に整備されている光回線は、NTTとauだけです。
ほかの光は、コラボ光と言われますが、auひかり以外の回線は、すべてNTTの光回線を借りています。
ドコモ光もソフトバンク光もOCN光もNURO光も、みんなNTTのフレッツ光を借りて運営しています。
なぜこのようなコラボが生まれたかというと、NTTよりは料金が安く提供できるからです。例えばドコモ光は、一戸建て住宅用なら月5,200円でプロバイダー料金が含まれます。
NTTのフレッツ光から、ドコモ光などに変更(転用といいます)した方も多いと思います。工事も不要だし、書類だけで済みますから。
再転用とは
以前は、NTTフレッツからドコモ光などに変更(転用)するのは簡単だけど、もとのNTTフレッツ光に戻したり(再転用)、ほかのソフトバンク光に変更(再転用)しようとすると、いったん契約を解除して新規に契約をし直す必要がありました。
行きは良い良い帰りは恐い状態です。
これが不便だったんですよね。
よほど苦情が出たのでしょうか、2019年7月1日から再転用が可能になりました。
つまり、回線工事をすることなく、フレッツからドコモ光へ、その後ソフトバンク光へ、またその後ソネット光へ、またまたその後フレッツ光へ戻すといった再転用が可能になったのです。
(※ auひかりは今のところコラボがありません。フレッツ→auへの変更は転用だし、これをまたau→フレッツに変更するのも転用なので、再転用ではありません。auひかりとフレッツ光は別の光ケーブルなので、転用する際には今まで使っていた光ケーブルを撤去し、あらたに光ケーブルを引き直します。)
再転用なら、工事費用も不要で立ち会いをする必要もありません。でも、もともとフレッツ光回線なのだから、撤去したりまた引き込んだりという事自体が不要だったのです。
これはユーザーにとってとても喜ばしいことですね。
引越しを機に、ドコモ光やNURO光に変更するのが容易になりました。これはぜひ覚えておいてください。