引越が決まったら、引越業者に見積もりを依頼するのと合わせて荷造りの準備を始めます。
いろいろな方法がありますが、流れを整理してみましょう。
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◆不要なものを思い切って断舎利する
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処分は、引越が決まったらすぐに始めましょう。
1日ではできませんから、粗大ゴミの収集日にあわせて1週間ほど前から始めましょう。
新居に、不要なものやゴミを持っていかないことです。
特にかさばるものはできるだけ処分しましょう。
不要なものは車庫や物置に置いてあることがほとんどです。
使っていない下駄箱や棚、使っていない錆びた自転車、古くなったスキー用具など、この際全部処分しましょう。
部屋では、着なくなった服、古いスーツ、大量の本など、特に価値のないものや思い出があるわけでもないものは思いきって処分です。なんとなく捨てがたいものは、デジカメで写真を撮ってから捨てる方法もありますよ。
趣味のものはヤフオクで売却する手もあります。
車に付けるスキーキャリア、加湿器、DVDレコーダーなどはオークションを利用して処分すれば、再利用してもらえますし、現金も手に入って一石二鳥です。
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◆引越先のどの部屋に入れるのかを考える
引越先の部屋番号を箱に書いておく。
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引越先の見取り図を書いて部屋ごとに番号を打っておき、梱包した段ボール箱には、どの部屋へ置いてもらうのか分かるように部屋の番号を書いておきます。
引越先で下ろした荷物は、直接、梱包を開く部屋に入れてもらうのです。
これで引越先での荷物の仕分けはしなくて済みます。
自分の荷物は自分で梱包することが前提です。
食器など台所用品や洗濯、お風呂回りの用具は、奥様にまかせましょう。
奥様のやり方がありますし、男が口出ししない方がいいのです。
男は力仕事を手伝いましょう。
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◆毎日使うものは梱包しない
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財布や免許証など、毎日使うものはもちろん梱包しませんが、引越当日の服や下着、タオル、洗面用具、コップなども別にしておきます。
引越前日から、洗い物はできるだけしなくて済むようにします。
食器なども梱包済みですから店屋物になります。
2、3日分の食費が必要と思っておきましょう。
前日までに、引越会社にたのむ家具やベッド、テレビなどの他は、すべて段ボール詰めを完了しておきます。
前日に寝る布団などは、当日起きてから布団袋に入れます。
冷蔵庫を動かした跡は、壁が黒くなっていたりするので、特に汚れのひどいところはできるだけ清掃をしてきれいにします。
部屋にも最後に掃除機をかけてきれいにしておきます。
あとは、当日着る服と財布などの貴重品だけというのが前日の状態です。
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◆近所への挨拶
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ご近所には1週間ほど前までには引越の挨拶を済ませましょう。
向こう3軒両隣だけで十分です。
特にお世話になった方には簡単な手土産を持って行くのが自然です。
私はマンションだったので、お世話になった管理人さんと管理組合の理事長にだけ伝えました。
引越日を伝えて、トラックなどが出入りするのでよろしくお願いしますと一言伝えておけばなおいいです。
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◆チップの準備も
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引越会社の作業員に渡すチップもできれば準備しておいた方がいいです。
建前では心付け不要となっていますが、一人1,000円程度(昼食代)を渡すのが望ましいと思います。やはりもらえばうれしいですし、やる気が出るものですから。
人数分だけ1,000円札を白い封筒に入れて用意しておきましょう。