引越し先が持ち家で中古物件だった場合、外壁を塗装し直すと新築と見違えるほど美しくなります。
一般的な外壁サイディングは、新築後8年から10年で表面の防水塗装が傷み始め、指先で外壁をなでると汚れとは違う白い粉が指先に付くことがあります。
これはチョーキング現象といって、表面の防水塗装が劣化して塗料が分解したものです。これが傷み始めている印です。
でも、すぐにダメになるわけではないので、まずはご安心ください。
これを数年放置しておくと、防水が効かなくなり、雨水がサイディングの中にまで沁み込んでいくようになります。
サイディングは木質系の材料をモルタルで固めたものですから、水分には弱いのです。傷みがひどくなると、指先でほじるとボロボロとサイディングが崩れてきます。
こうなると傷んだ箇所を取り替えるしかないので、こうなる前に防水塗装をやり直すとサイディングの寿命がうんと伸びるのです。
外壁塗装の見積り
塗装する塗料によって料金が違ってきます。
一般的なシリコン系塗料の場合、耐用年数は12年前後で料金は80万円前後。耐用年数が15年のフッ素系塗料で、100万円前後です。
耐用年数20年まであります。ガイナ塗料とセラミック配合フッ素系塗料ですが、料金は120万円前後します。
築20年ぐらいの中古物件の場合は、外壁の傷み具合も見なければなりませんから、まずはコスパがいいシリコン系で塗装するのもいいと思います。
その理由は、12年後は外壁の傷み具合によってはサイディングの張替えが必要かもしれませんし、大丈夫なようならもう一度シリコン系か、その時点でさらにコスパがいい塗料で塗装することも考慮したほうがいいと思います。
見積りはこれも一括見積をおすすめします。
素人にはどの業者がいいのか分かりません。一括見積サイトでは、優良業者だけを登録して提携しているので、当てずっぽうに適当な業者に頼むよりは、ずっといいと思いませんか。
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