引越しが決まったら、手続きの段取りを立てましょう。引越しの日を起点に逆算して、どの時点で何をするのかを考えておきましょう。
早めに事前にしておくことは
○ 役所への転出届・・・新しい住所が決まったら早めに
○ 子供の転校手続き・・・こちらも早めに学校や教育委員会と相談を進めておきましょう
○ 持ち家を売却するときは、その依頼
○ 車を売却するときは、その手続き
○ 引越業者への見積もりと契約・・・早めに進めておきましょう
○ 電話移設の手続き
○ 不要品の処分
○ 荷造り
引越しの段取りチェックリスト
引越し完了までの作業は山積みです。ここでは、実際にやらなければならないことを、時系列的にリストアップしました。必要な作業や手続きを確認しながら、自分のスケジュールに組み込んでいきましょう。
STEP1 最初に引越しの見積もりを依頼
まずは、いくらかかるのか、引っ越し予定日に予約できるのかを確かめましょう。
たくさん見積もりしてもらって断るのが大変?
STEP2 引っ越しが決まったら早めに決めること
全体のスケジュールを組み立てる
今住んでいるところの退去連絡
新住居の下見と決定
引っ越し会社との交渉と決定
⇒ 詳しく読む
転校の準備
⇒ 詳しく読む
不要品の処分
⇒ 詳しく読む
電話の変更
インターネット契約の解約など
⇒ 詳しく読む
新社会人の方などはニキビケアを
⇒ 詳しく読む
STEP3 引越しの1~2週間前までにしておくこと
新居のレイアウトを決める
荷造りをする
粗大ゴミの処分
転出届
印鑑登録の廃止
国民健康保険・国民年金などの手続き
郵便局へ転送届け
電気・ガス・水道の手続き
NHK・ケーブルテレビの手続き
引っ越しをキャンセルしたい
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車を処分したい。一番高く売るには
⇒ 詳しく見る
STEP4 引っ越し前日までに済ますこと
引っ越し挨拶
洗濯機・冷蔵庫の搬出準備
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ハウスクリーニング
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STEP5 引っ越し当日の動き
さあ、今日は引っ越しだ。
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STEP6 引越し後の作業
近所への挨拶まわり
ゴミの処分
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転入届(区市町村役場へ)
運転免許証の届出
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自動車・自動二輪車の登録変更
インターネット契約
UQ WiMAX
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フレッツ光
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挨拶状を出す
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引越し業者の概要(大手)
⇒ 引越は日通
引越し業者の概要(地域密着型)
⇒ 人力引越社
一括見積もりのいろいろ
もう一度、ざっとおさらいしておきましょう
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◆準備を始める時期は
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引越しの日が決まったら、早めに準備に取りかかります。
引越会社の見積もりは、通常期でだいたい1カ月半前から始めます。
特に、引越が週末の日中や春休み中などになるときは、2~3カ月前から予約しないと日が取れないことがあります。
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◆なぜ見積もりがいるのか
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ずばり、普通の人には金額がわかりにくいからです。
今なら価格.comの口コミでおおよその金額が分かりますが、数年前に私が引っ越すときにとった見積もりは、最初の提示が25万円でした!
引越し先まで約1km、平日の日中で8月でしたが特別に込んでいる状況ではありませんでした。
今どきならこんなに高いところはありません。
おそらく半値以下です。
1社からの見積もりでは高いのか安いのかが分かりません。
2社だと高い方と安い方の比較はできますが、どちらがより適正なのかが分かりません。
3社になると、適正な価格が見えてくるのです。
ですから、最低でも3社から見積もりをとりましょう。
そして、多くても5社程度で十分だと思います。
価格の交渉は別の記事でお話しします。
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◆不要な物を整理する
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引越しの日が決まり、引越会社の予約もできました。
まずは、不要なものをできるだけこの機会に捨てましょう。
新居にゴミは持っていきたくないですよね。
着なくなった衣類。
たくさんたまった雑誌類。
古くなったスキーやスノボ。
使わない食器類。
古いタンス。
何年も使っていないものは、思い切って捨てて、できるだけ身軽になることです。
粗大ゴミはしょっちゅう来てくれるものではないので、思いのほか処分に時間がかかるものです。
次は業者さんにもらった段ボール箱に、仕分けしながら詰めていきます。
奥の部屋からかたづけていきましょう。
段ボールには、何が入れてあるか、新居のどの部屋に持っていくかを決めて、部屋ごとに番号を書いておきます。
入れる順番は、今使わないものから順に入れます。
衣類、食器類、書籍、趣味のもの、細々としたものはまとめます。
段ボール部屋を一つ確保して、そこに順序よく運んでおきます。
引越の前日には、最小限度の衣類とタオル、財布などの貴重品だけを残して梱包を終えます。
私の時は、最終的に1人あたり段ボール箱20個ぐらい必要でした。
これは、電化製品や衣類やテーブルなど大型製品を除いた数です。
ずいぶんと不要品を処分しましたが、これだけ必要でした。
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◆引越当日
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当日の食事や飲み物は、コンビニの弁当やお茶ですませます。
食器を使うと洗ったり片づけたりと手間がかかります。
引越会社の人が来たら、運び出しは任せます。
すべての運び出しが終わったら、最後にもう一度掃除機をかけて完了です。
何も荷物がなくなった部屋を見ていると、不思議とお世話になりましたという気持ちになります。
新居に着いたら、家具の搬入の指示をします。
台所やリビングは奥さんに任せた方が必ずうまくいきますよ。
女性は、家具の位置などにとてもこだわりが多いものです。
段ボール箱は、運んでもらう部屋に番号を書いた紙を貼っておいて、段ボール箱に書いた番号の部屋に入れてもらいます。
運び込みが全部終われば引越会社の仕事は完了です。
家具に傷が付いていないかよく確認して、完了の書類にサインしましょう。
この後は、それぞれの段ボールを開いて片付けです。
これは急ぎませんから、とりあえず落ち着きましょう。
食器も何も段ボール箱の中ですから、当分の食事は外で済ませることになります。
これが意外と金額がかさみますが、奥様も疲れているのですから、落ち着くまでの2~3日はお弁当や外食をおすすめします。
それぞれに、知識を仕入れておきましょう。
できるだけ正確な知識が必要ですから、役場や業者のところに足を運んで、よく聞いておきます。
引越業者への見積もりは、一括査定で複数社から取ること。
大手でもいいし、大手と中小1社でもいいですが、トラブったときの安心感は大手がおすすめです。
ネットでできることはネットで始めましょう。
まずは見積もりの依頼からです。